
いよいよ実家を離れて1人暮らし!
1人暮らしをするにあたって、どんな物件にしようか、どのあたりに住もうかと期待も膨らみますね。
そして、そんな時に気になるのが「1人暮らしを始める時に、どれくらいお金が必要なんだろう?」ということ。
今回は、1人暮らしをする時に最初に必要な「初期費用」の内訳と平均をまとめています。
1人暮らしの初期費用の内訳を解説!
1人暮らしを始める時に最初にかかるお金を大きくまとめると
●住居費
●引越し費用
●生活用品の購入費用
の3つが挙げられます。
ここでは、まずそれぞれの費用の内訳をみていきましょう。
※平均費用については次章で説明いたします。
住居費
住居費とは、つまり住むおうちを借りる時にかかる費用になります。
家を借りる時には、家賃以外にも以下のような費用がかかります。
●敷金…大家さんへ渡す保証金・担保金
●礼金…大家さんへのお礼金
●仲介手数料…不動産屋さんへ支払う手数料
●前払い家賃…住む家の最初の月の家賃
●保険料…火災保険料
これプラス、物件・不動産会社によっては
●鍵交換代…新しい鍵への交換費
●消毒代…入居前に部屋全体を消毒する作業費
などがかかってきます。
引越し費用
引越し費用の中には、次のようなものも考慮しないといけません。
●引越し代(業者もしくは自分で手配)
●作業員もしくは手伝ってくれた友人へのチップ
●不用品の処分費
引越しをする際、業者に頼む場合と、家族や友人に手伝ってもらって引越し作業をする場合があると思います。
業者に頼む場合の方が費用がかかると思われがちですが、運ぶものの量やレンタカー料金などによっては、自分で引越し作業をする方がお金がかかる場合があります。
引越し料金の一括見積サービスなどもあるので、そちらで事前に料金を確認するのも一つの手。
生活用品の購入費用
家から持っていけるものもありますが、新たに購入しなくてはいけないものもあると思います。
1人暮らしで必要な、家具・家電・生活用品も初期費用として考えておきましょう。
1人暮らしの初期費用の平均は!?
先ほどお話しした内訳の平均はどれくらいなのか見ていきたいと思います。
ここでは、20代男女1人暮らしの平均家賃6.5万円(SUUMO調べ)を例をして考えていきます。
住居費
住居費にかかる費用の平均は以下のようになっています。
●敷金 0~3ヶ月分
●礼金 0~2ヶ月分
●仲介手数料 1ヶ月分、半月分の会社もある
●前払い家賃 月の半ば頃の契約だと翌月の家賃を払うケースも
●保険料 1~2万円程度
最近は敷金・礼金なしという物件も増えていますが、ここではモデルケースとして
敷金…1ヶ月分
礼金…2ヶ月分
仲介手数料…1ヶ月分
前払い家賃…1ヶ月分
保険料…1.5万円
として計算してみますと…
34万円が初期費用としてかかることになります。
他に、鍵交換や消毒をお願いするともう数万円上がることになります。
大体、家賃の6~7倍の費用がかかってきます。
引越し費用
価格.com調べによると、引越し業者を利用した時の単身の引越し費用平均価格はこのような感じに。
タイプ | 通常期(5月~2月) | 繁忙期(3月~4月) |
荷物少ない | 34,850円 | 46,371円 |
荷物多い | 46,215円 | 58,897円 |
自力で引越しをする場合、車のレンタル代が1日で約2万円ほど。
他に手伝ってくれた友人などへのお礼や食事代などを考えると3万~4万ほどかかってくる計算に。
時期や荷物量によっては、引越し業者にお願いする方が時間もかからず便利な時もあります。
ベッドなどの大型家具を、引越し先で購入するなどすると引越し料金は安く抑えることが可能です。
また、不用品処分をお願いするとお金がかかってきますが、リサイクルショップなどで買い取りしてもらうと、プラスになることもあります。
生活用品の購入費用
家具・家電をできるだけ安く購入したとしても、最低10万円は見積もっておく必要があります。
実家から持ち出したり、アウトレット品などを探すなどして節約することは十分可能です。
さて、ここまでの費用を見てみると、少なく見積もっても最低50万はかかることになります。
でも、大体はそれより多くかかってくることの方が多いので、余裕を持った資金繰りをしたいところです。
1人暮らしを始めるのに、結構お値段がかかることがわかりましたね。
まとめ
はじめての1人暮らしは、楽しみでもあり不安も少しはあるでしょうか?
物件探しでは、色んな不動産会社を見て回ると思います。
少し、初期費用などの予備知識をつけておくことで、不動産会社の話もわかりやすいと思うので、参考にして頂けると幸いです。