
節約のためにはじめたお弁当作り。
じめじめした季節になると、お弁当が腐ってしまわないか心配。
せっかく始めたお弁当だから、これからの季節も持っていきたいんだけど…。
気温や湿度が高くなってくるこれからの季節、お弁当が傷んでしまわないか、確かに心配ですよね。
私も、自分と子供のお弁当を作っているので梅雨~9月頃までは、特にお弁当作りに気をつけています。
そこで、梅雨からのお弁当を作る時に注意することと、対策法をご紹介します。
目次
梅雨のお弁当で注意する点は?
食中毒を防ぐために、お弁当作りの【調理前】【調理中】【詰める時】【保管時】の4つに分けて、注意したい点をご紹介します。
調理前の注意点
●調理器具、お弁当箱はキレイに洗ったものを使う。
お弁当のふたの隅や、パッキン部分は汚れが残りがちなので特に注意。
※お弁当箱は週に1回くらい、台所用漂白剤を水に溶いた液につけおきすると、殺菌消毒ができてより安心です。
●手はしっかりと洗う。
調理中の注意点
●作っている最中に髪の毛をさわったり、携帯をさわった時は必ず手を洗う。
ちょっとだけだし…が命取りになりますよ!
●野菜、肉、魚、果物などを生の状態で入れない。
●ハムやウインナー、かまぼこ、ちくわなどの食材もそのまま入れない。
●水分の多い食材を入れない。
●炊き込みごはん、ごはんの上の具材に乾物系のもの以外は入れない。
●マヨネーズを使った物(ポテトサラダなど)は入れない。
詰める時の注意点
●調理したものは素手で触らない。お箸やトングなどを使って入れること。
●熱いものと冷たいものは隣同士に置かないようにする
保管時の注意点
●かばんの中に入れっぱなしにしない
●直射日光の当たるような場所に置かない
ここに挙げたことは、どれか数個を気をつけるのでは意味がありません。
全てのことに気をつけて、ようやく最低限の条件を満たすことになります。
実際、私も5月頃~9月までは、果物も入れないようにしていますし、子供が大好きなちくわキュウリも、この時期は我慢です。
できる限り、食中毒の原因となるもの、傷みやすいものは入れないようにしています。
梅雨のお弁当対策でしておくことは?
先ほどの注意点はわかったけど、それでも「大好きなあのおかずは入れたい!」とか、「朝の時短のために、作りおきのおかずを使いたい」という時もありますよね。
では、梅雨時のお弁当対策についてご紹介していきます!
防腐剤代わりになるものを入れる
昔から良く言われることですが、次のようなものをお弁当に入れると細菌の増殖を抑える効果が期待できます。
・ゆかり(しそ系のふりかけ)
・わさび
・しょうが
・カレー粉
・酢
また、ごはんを炊く時に梅干しやお酢を入れるといたみにくくなります。
ごはんが炊けた時には、その匂いうつりもありません。
梅干しや、しそ系のものが苦手な方は、お弁当用の抗菌シートが販売されているので、そちらを使ってみると良いですよ。
我が家も、常備しています。
火をしっかり通す
肉や魚には、必ず火を通します。
炒めた後に蒸したり、煮たりダブル加熱を加えるのも良いでしょう。
野菜も、必ず加熱します。
煮物やおひたしなどは、水分が多いので、できるだけ避けたいところですが、もし入れる場合は水気をしっかりと切ることが必要です。
煮物に関しては、片栗粉をまぶすことで水分を閉じることができます。
おひたしは、かつお節をまぶすことで水分を吸い上げてくれます。
直接手で触れないようにする
おかずを入れる時には、菜箸を使うことは先ほどの注意点でもお話ししましたが、おにぎりをにぎる時も、直接手でにぎらずに、ラップを使って握るようにしましょう。
熱を冷ましてから詰める
これはお弁当の基本ですが、ごはんやおかずは、必ず冷めてからふたを閉めるようにします。
温かいままふたをすると、お弁当箱の中で蒸気が発生し水滴がついてしまいます。
その環境は、菌がもっとも好む状態。自ら作り出してしまわないよう気をつけましょう。
新鮮な食材を使う
できるだけ、その日の朝に作ったものを入れましょう。
しかし、時間の関係で前日に作り置きしたいものもあると思います。
そんな時は、必ず朝に再度加熱することを忘れずに!
この他に、保冷剤を入れて、保冷バッグなどに入れておけばより安心です。
冷凍おかずの中には、そのまま入れて、お昼に食べることに自然解凍されてちょうど良い食べ頃になるものもあります。
保冷材代わりにそのようなおかずを選ぶのも良いですね。
また、お茶などの飲み物を凍らせておいて、お弁当と一緒に入れておくのも効果的ですよ^^
さいごに…
我が家も約3年ほどお弁当生活を続けていますが、これまでお弁当でトラブルが起こったことはありません。
普段からも気をつけていらっしゃると思いますが、梅雨~夏場にかけては特に気を配るようにしたいですね。
持っていったお弁当は、日陰や風通しの良い場所に置くこともお忘れなく!