
紫外線の気になる季節、日焼け止めを塗ったり、日傘をさしたりして日焼け対策をされていることと思います。
でも、「えーっ!こんなとこ焼けてる」なんてこともありますよね。
焼けてしまった肌を今すぐ元に戻すことはできませんが、少しでも紫外線によるダメージをケアしたいですね。
もちろん外側からのケアも必要ですが、身体の内側からもケアすることができるんです。
そこで今回は、
・紫外線のケアをしてくれる食べ物
・女性の大敵!シミを減らす食べ物
・逆に食べてはいけない食べ物
について、ご紹介させていただきます。
紫外線のケアをする食べ物とは?
紫外線を浴びてしまうと、肌にダメージを与えることはもちろんなんですが、活性酸素を体の中に作ってしまいます。
この活性酸素は、本来は身体の中にある有害物質を攻撃して細胞を守ってくれる働きがあるのですが、増えすぎると害のない細胞までも攻撃してしまうやっかいなもの。
そこで、紫外線を吸収したことによってできてしまう活性酸素を減らすのに有効な成分が「アスタキサンチン」という成分です。
アスタキサンチンという言葉を聞かれたことはありますか?
最近では、化粧品やサプリメントにも含まれるようになってきた成分です。
これを食べ物として摂取するには
・エビ
・カニ
・いくら
・鮭
・タラコ
などの、魚介類があります。
これらの食材に共通しているのが、「赤い」ということ。
アスタキサンチンを含むことで、このように赤くなっているんだそうです。
ただ、肌に十分な効果が得られるようになるには、6mg以上の摂取が必要。
この中で食べやすい鮭でも、切り身3枚分もいるんです。
一度に食べるには厳しい量なので、日頃から意識してアスタキサンチンを含む食べ物を食べたり、サプリメントで補うようにすると良いですね。
|
シミを減らす食べ物って!?
紫外線を浴びると気になるのが、シミ。
今は目に見えなくても、皮膚の下には、これから出てくる「隠れジミ」というものが存在します。
私も、以前エステサロンでシミのチェックをしてもらったことがあるんですが、「こんなに!?」とショックを受けたくらいのシミが潜んでいました…。
女性にとっては、シミは肌の悩みでも上位を占めるもの。
できたら、このまま表に表れてほしくない!
その隠れジミをを減らすのに、効果的な野菜があります。
それが、にんじん!
にんじんに含まれている「ベータカロチン」には、優れた抗酸化作用があり、肌の老化を防ぐ効果があるのです。
体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を健康に保ってくれます。
また、肌の修復効果もあり、美肌にとても効果的です。
にんじんは、あなたも他の野菜と比べて食べる機会の多い野菜ではないでしょうか?
そのまま食べるのも良いのですが、実はにんじんをジュースにして飲むと、吸収率がアップしてなお良いんです。
他にも、トマトに含まれるリコピンも同じような効果が期待できます。
これからの季節、是非野菜ジュースを作って飲んでみてください。
もし手軽にジュースを買って飲まれる時は、余分なものが入っていない100%ジュースを購入されると良いですよ。
逆に避けた方が良い食べ物は?
摂って良い食べ物があるなら、逆に避けた方が良い食べ物もあるのでは?と気になりますよね。
実は、私は仕事で午後から外出する機会が多いのですが、ある日のランチタイムに先輩から指摘された食べ物がありました。
それが…
「柑橘類」
全ての柑橘類があてはまるわけではないのですが、当時私がよく摂取していた「オレンジ」「グレープフルーツ」「アセロラ」などには、『ソラレン』と言う成分が含まれていたんです。
ソラレンには、光毒性があり、体内に取り込まれると短時間で体内に吸収され、紫外線を吸収しやすくなってしまいます。
つまり、私がお昼にソラレンを含む食べ物を摂取して、その後炎天下の中ずっと外を歩いていると、普段よりも紫外線を吸収しやすくなってしまうということです。
ソラレンが含まれる食べ物は他にもあります。
- きゅうり
- パセリ
- セロリ
- 春菊
- みつば
- オレンジ
- レモン
- グレープフルーツ
- ライム
- アセロラ
- キウイ
- すだち
これからの食べ物はできたら、紫外線が弱くなる15時以降や夜に摂取するほうが良いですね。
これを聞いてから、私も外出前には摂取するのを控えるようにしました。
さいごに…
紫外線対策というと、外側からのアプローチばかりが目につきますが、実は内側からのケアも大切なんですね。
今年は、アスタキサンチンや野菜を摂取して、身体の中からもキレイになりましょう!