家族みんなで節分の豆まき。
すると、家族の一員であるうさぎが豆をパクっと食べだした。
何個も食べているから好きなんだな~と思って見ていたけど、これって大丈夫?
大切なうさぎの身体にとって、節分の豆は食べても大丈夫なのか?落花生なら?また、食べてはいけないものをこの際きちんと確認しておきましょう。
うさぎが節分の豆を食べても大丈夫?
実は先ほどのエピソードは、我が家の話です(^^;)
私は実家でうさぎを飼っていました。
家族で豆まきをした時、外を自由に走りまわっていたうさぎは豆を見つけると、クンクンと匂いを嗅いでパクっと食べました。
よほど気にいったのか、次から次へと食べていくんです。
節分の豆は「大豆」
「大豆って人間の身体にとっても良い食材だし、ウサギにも良いのかな~?」なんてのんきにみんなで言ってたんですが、急に不安になり調べてみると…
うさぎに豆は与えてはいけないことがわかりました。
特に、生の大豆は毒性があるものとしてうさぎには与えてはいけない食べ物だったのです。
節分の豆は乾燥しているので生の大豆ほど心配することはないとわかったのですが、大豆にはたんぱく質・炭水化物・脂質・食物繊維・糖分などが含まれています。
うさぎにとって良質なたんぱく質は必要なものですが、炭水化物や脂質は与え過ぎには注意です。
うさぎに豆類を食べさせるとガスがお腹の中にたまってしまい、お腹の弱い子だと下痢やうっ滞を起こしてしまう可能性もあります。
うさぎがパクパク食べているから良いというわけではなく、うさぎには食べて良いもの、悪いものの判別ができないので、飼い主さんがしっかりと判断して与えないようにしましょう。
うさぎに落花生をあげるとどうなる?
以前、他のうさちゃんの飼い主さんから聞いたことがあるのですが、落花生が大好きでおやつとしてあげていたそうです。
ですが、数日すると食欲がなくなり、下痢を起こしたそう…。
落花生も先ほどの大豆と同じく与えるのは避けるべき食材です。
特に、落花生の殻の部分はカビが生えやすく中毒症状を起こすことがあるので絶対にあげないようにしましょう。
また、ピーナッツは脂肪分が高いので、その点も気になるところです。
うさちゃんが肥満になっては大変ですし、お腹を壊してしまうと命にも関わってきます。
うさぎが食べてはいけないものをチェック!
うさぎには与えてはいけない食べものが色々とあります。
ここで、確認をしておきましょう。
中毒を起こす野菜類
・ねぎ
・タマネギ
・ニラ
・にんにく
・生姜
・アボカド
・ジャガイモ
・ほうれん草
・ごぼう
・レンコン
ねぎ、タマネギ、ニラ、にんにくは、赤血球を破壊する成分が含まれており、『貧血溶血性貧血』という症状が現れます。
死に至るケースもあるので、絶対に避けましょう。
他の野菜にも、有毒成分が含まれているので注意が必要です。
カフェインを含むもの
・チョコレート
・コーヒー
・ココア
・紅茶
・お茶
中毒死することがあるので、絶対に避けましょう。
食べ過ぎに注意したい食べ物
・トマト
・スイカ
・イチゴ
・メロン
水分が多いため、下痢をおこしやすくなります。
草花で与えてはいけないもの
・アサガオ
・シクラメン
・わらび
・キツネノボタン
・ウマノアシガタ
・イヌホウズキ
・キョウチクトウ
・ヒガンバナ
野草に関しては、私たちではどれがどれか区別がつかないこともあります。
もし、うさちゃんのお散歩をされている場合は、生えている草をむやみに食べないよう気をつけてあげましょう。
他にも注意の必要な食べ物があります。
うさちゃんのために、専門書を1つ持っておくと安心ですよ。
まとめ
節分の豆を食べさせてはいけないとわかり、それ以来、我が家の豆まきは袋入りの豆に変わりました(笑)
もし、与えてはいけない食材をあげていた場合、今までは大丈夫だとしても年齢を重ねると体調を崩しやすくなったりすることもあります。
まず、便の状態をチェックしてあげて、心配ならば獣医さんの診察を受けるようにしてくださいね。
大切な家族の命を守ってあげられるのは、飼い主であるあなたですから。