頭を下げると痛いのは副鼻腔炎の症状かも!痛みを緩和するには?

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副鼻腔炎

最近、靴をはいたり、下に落ちたものを取ろうとした時に頭痛がする…。
頭がボーッとする感じはあるけど、下を向いたときだけで普通にしている時には痛みを感じない。
これってただの頭痛なのかな?と、気になりますよね。

実は、私も全く同じ症状で病院を訪れたことがあります。
もしかすると、あなたも同じ病気かもしれません。

今回は、私の治療体験談と痛みを緩和するにはどうしたらいいのかお話したいと思います。

目次

頭を下げると痛い!その原因とは?

頭が痛いと、「風邪?片頭痛?」と、みなさん最初はそう考えると思います。
ですが、頭を下げた時だけ痛みを感じる、また頭がボーッとしたり、重苦しい痛みがある場合、「副鼻腔炎(蓄膿症)」の可能性があります。

副鼻腔炎は、

・上顎洞(じょうがくどう)…頬の奥
・篩骨洞(しこつどう)…眼の内側
・前頭洞(ぜんとうどう)…眼の上
・蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)…篩骨洞の奥

鼻腔

※画像をクリックすると拡大します

これらの副鼻腔に鼻水や膿がたまって炎症が起こります。
急性の場合は痛みを伴うことが多く、慢性化すると痛みはあまり感じず疲労感、集中力の低下などの症状が現れます。

副鼻腔炎は風邪をひいたあとに起こることも多いですが、鼻水や発熱もなく急激に起こる頭痛だけが症状であると言った場合もしばしばです。

治療体験談 痛みの症状

私はこれまでに2回、副鼻腔炎の治療を受けたことがあります。

最初の時は、風邪などの症状は全くなく、落ちたものを取ろうとした時に頭に「ズキン」となる痛みを感じました。
それからも、前かがみになった時だけ頭痛がするのです。

そして、翌日になると顔の左半分(特に目の下からほお骨あたり)に強い痛みが出始めました。
昼間は仕事もあったので我慢していたのですが、家に帰ると痛みがひどくなりあまりの痛さに何もすることができなくなったのです。

そこで母親に電話して症状を話すと「耳鼻科に行きなさい」と言われました。
え?なんで耳鼻科?と思ったのですが、母親のその指示は正しかったのです。

副鼻腔炎の治療は耳鼻科へ!

近所の耳鼻科に行って、症状を話すと先生は「急性副鼻腔炎の可能性が高いですね。」と言って、鼻の中に内視鏡カメラを挿入。

一緒に画面を見てみると、膿がたくさんたまっているのがわかりました。
急性副鼻腔炎は、蓄膿症の前段階で、副鼻腔炎が慢性化すると蓄膿症になってしまうんだそうです。
だから、きちんと治療することが大切だと先生から言われました。

まずその日は、鼻の中にたまった鼻汁を吸引して取り除いてもらい、ネブライザー療法といって霧状になった薬を直接鼻から吸い込む治療をしました。
時間にすると5分くらいかな?痛みは全くないので、安心してください。

そして、抗菌薬と痛みを和らげるための消炎鎮痛薬をいただいて帰りました。

鎮痛薬をもらったことで顔の痛みは少しだけ和らぎましたが、まだ痛みはあり、それに加えて頭がボーッとしていて何をするにも動きが重たくなるのです。
仕事を休むわけにはいかないので頑張って出勤しましたが、かなり辛かったです。

そして3日後にまた病院へ行ってネブライザー。
追加でお薬をもらって、1週間後に再度受診。
その頃には痛みは全くなくなり、約10日ほどで通院は終了となりました。

副鼻腔炎は、症状が治まったからといって自己判断で治療を中断するとダメだと言われました。
必ず、医師の指示を守るようにしましょう。

副鼻腔炎の症状をチェック!

副鼻腔炎の症状には以下のようなものがあります。

・鼻水(黄色や青っぽく粘り気がある)
・鼻づまり
・顔面痛(額、目の下、頬、歯)
・頭痛
・ボーッとする
・頭が重い
・集中力低下

このような症状を感じた場合は、耳鼻科を受診しましょう。

副鼻腔炎の痛みを緩和するには?

副鼻腔炎はほおっておくと、慢性化してしまう可能性があるため、病院での治療が適切です。

痛みがある場合、その原因である炎症が治まらない限り痛みが続きます。

市販の鎮痛剤(ロキソニン等)は痛みをやわらげることができますが、これは一時しのぎ。
どうしてもすぐに病院に行けない場合の応急処置として飲み、時間ができたら早めに病院を受診しましょう。

治療が早ければ早いほど、治りも早くなります。
自分でなんとかしようとすると、後々大変なことになってしまいますよ。

まとめ

副鼻腔炎はきちんと治療をすることが大切です。

私の場合、痛みが強くなり我慢しきれず病院へ行ったわけですが、そうなる前におかしいな…と思った時点で病院へ行けばよかったと後悔しました。

慢性化すると治療も日数がかかり、ひどくなると手術も必要になる大変な病気ですから、早期治療を心掛けましょう。

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