インフルエンザが流行する時期になりました。
今年は流行が例年より早いかも…と言われていた矢先、我が家の息子がインフルエンザに罹りました。
インフルエンザにかかるのは2度目なんですが、今年はインフルエンザの代表的症状以外に「足の痛み」を訴え、大泣きするんです。
そこで今回は、インフルエンザで足が痛くなる症状について、調べてみたことをまとめました。
インフルエンザで子供が足が痛いと大泣き
うちの息子が今回なったのは、「インフルエンザA型」です。
インフルエンザの代表的症状である高熱や嘔吐に加え、2日目くらいから足の痛みを訴えるようになりました。
大人でもインフルエンザにかかると、関節の痛みを訴えるのできっと同じだろう…と思って最初はあまり気に留めずにいたのですが、何度も痛いと訴えるのです。
まだ4歳ですから、関節が痛いという意味がわかりません。
そこで、色んな部位をおさえながら聞いてみると、ふくらはぎあたりが一番痛みがあるとのこと。
子供の多くの足の痛みのケースは、関節痛。
子供だからうまく伝えることができないのです。
ですが、うちの子の場合は関節の痛みとは違うのではないか?…と気になったので、調べてみたところ、インフルエンザの合併症にとある症状があることがわかりました。
インフルエンザの子供の合併症
子供はインフルエンザになると、合併症を引き起こしやすいと言います。
実際に息子を連れていった救急病院でも、「インフルエンザA型は合併症を引き起こしやすいから気を付けて様子をみてあげてね」と言われました。
代表的な合併症は以下のような症状です。
[su_note note_color=”#e8e8e8″]●インフルエンザ脳炎・脳症
●中耳炎
●肺炎
●気管支炎
●熱性けいれん
●心筋炎
●ライ症候群
●ウイルス性筋炎[/su_note]
それぞれの症状については、別の記事でご紹介しています。
[su_label type=”important”]CHECK![/su_label]>>インフルエンザの子供の合併症 危険な症状を知っておこう
この一番下にある「ウイルス性筋炎」ですが、腕や足の筋肉にだるさや痛みを感じることがあり、重症化すると歩行困難になったりすることがあるんです。
ウイルス性筋炎は、インフルエンザの回復期に起こるので、最初はずっと寝ていたことによる筋肉痛などと間違えるケースも多いそう。
普通は、数日で自然と治るようですが、痛みが出てから2~3日経過しても、痛みがあったり、うまく立てない、歩けないという症状の重い場合は、病院での治療が必要になります。
筋肉へのダメージが大きい場合、腎臓に負担がかかることもあるので気になる症状があれば、早めに病院へ相談しましょう。
うちの息子の場合、救急病院の先生に聞いたところ、痛み出したのがインフルエンザ発症後間もない時だったので、やはり関節痛ではないかということでした。
関節痛を経験したことがないから、痛みを強く感じたのかもしれません。
経過観察で、熱が下がって回復しだした時にも痛みが継続したり、歩行に支障が出るようなら再度受診という形になりました。
さいごに…
私もインフルエンザになったことがあるので、関節痛のつらさはよくわかっているのですが、小さな子供であれば、なおさら痛いですよね。
今回は、大事にはいたりませんでしたが、子供が「足が痛い」と言った時に、大人の判断だけで決めつけてはいけないなと思った出来事でした。