アデノウイルス感染症にかかると、高熱が出たり、結膜炎、咽頭炎、下痢などの症状が出ます。
高熱が数日続くので、その間お風呂にいれない方が良いのだろうか?
でも、汗もかくし夏場だとお風呂に入れてあげたい…と思ったりもしますよね。
我が家でも、子供たちが8月の暑い時期にアデノウイルスに感染し、丸5日高熱が続いたことがありました。
そこで今回は、
・アデノウイルスに感染した時にお風呂に入っても良いのか?
・お風呂に入れない時の対処法
・お風呂で感染しないために気をつけること
について、まとめています。
アデノウイルス お風呂は入って良い?
アデノウイルスの場合、38℃以上の高熱が数日続くことがあります。
うちの子たちも、40℃の熱に始まり5日間、高熱が続きました。
やはり、そのように高熱が続いている間は、お風呂に入れることで体力を消耗してしまうので避けた方が良いとお医者さんに言われました。
ただ、うちの子の場合、朝には熱が平熱に下がることがあったんです。
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アデノウイルスの熱症状としてよくあることのようなのですが、そのタイミングでお風呂に入れました。
といっても、湯船にはつからず、シャワーでさっと洗い流す程度です。
それでも、久しぶりのお風呂はとても気持ちよかったようです。
ただし、体温が下がったと言っても、顔色がすぐれなかったり、お子さんの元気がない時はやめておきましょう。
また熱が上がってくることがあるので、無理は禁物です。
お風呂に入れないときはどうする?
でも、汗で髪がべたべたになっていたり、肌が弱くてあせもができやすい子の場合はどうしたら良いのか?
うちは息子が肌が弱く、夏場は特に汗をかいたりするとかゆみを訴えるので、病気で数日お風呂に入れない時のために次のような対応をしています。
ホットタオルで体をふく
お風呂に入れない時、体をふいてあげるだけでもさっぱりします。
ホットタオルの作り方はとても簡単です。
タオルを水で濡らして、軽く絞った後、電子レンジで温めるだけ。
※出来上がったホットタオルは熱いので取り出しの際には気をつけてください。
ホットタオルが程よい温度になったら体をふいてあげます。
入院した時に看護師さんに教わったのですが、心臓に遠い部分から心臓側に向かって拭くのだそうです。
例えば足だったら、足の先→足の付け根のような感じです。
バスミルクを使う
うちの息子は小さな頃から、スキナベーブやエモリカなどのバスミルクを使っています。
これを、お風呂に入る時と同じようにお湯で薄めて、タオルに浸して体を拭いてあげます。
せっけんで洗うことはできませんが、バスミルクの入ったお湯でしたら、洗い流す必要もないですし、肌の保湿効果もあるので我が家では重宝しています。
ドライシャンプーを使う
水で洗い流さずに使えるシャンプーがあるので、そのようなものを使うのも良いでしょう。
専用のドライシャンプーを頭につけ、髪をとかした後に、濡れタオルで髪や地肌をふきます。
アデノウイルス お風呂で感染しないために
アデノウイルスは非常に強い感染力を持っています。
感染者が家にいる場合は、もちろん家族全員にうつる可能性があります。
そこでお風呂に入れる時には、次のようなことに気をつけましょう。
[su_note note_color=”#e8e8e8″]・一緒にお風呂に入らない
・感染者は、最後に入るようにする
・タオルの共有は避ける[/su_note]
感染者が使用したものは、すぐに洗ったり、洗濯物は別にするなど注意が必要です。
看病もしながら、感染にも気を付けて…と大変ですが、家族内で感染してしまうと長い間大変な思いをするので(我が家がそうでした…)、みんなで気を付けるようにしましょう。
さいごに…
夏に大流行するアデノウイルス。
高熱で汗をかきますし、うちの子のように肌の弱いお子さんだと、あせもやかゆみなども気になりますよね。
様子を見ながら、さっとお風呂に入れてあげたり、今回ご紹介した方法で体を清潔に保ってあげると安心です。