急性副鼻腔炎の症状の1つとして頭痛を伴うことがありますが、この痛みは経験したことのない人にはわからないくらいつらいですよね。
実際、私も2回経験したことがありますが、初めてなった時は頭痛や顔面痛がひどくて、まさか鼻からくる病気だとは思いもしませんでした。
そんな副鼻腔炎による頭痛でまさに今、お悩みのあなた。
いったいいつまでこの痛みを我慢したらいいのか?と、苦しんでおられると思います。
そこで、今回は私の体験談も踏まえ、副鼻腔炎の頭痛はいつまで続くのか、痛み止めや緩和する方法についてまとめています。
副鼻腔炎の頭痛はいつまで続く?
副鼻腔炎による頭痛ですが、これはその症状によって様々なので一概には言えませんが、数日続く人が多いようです。
1日中ずっと痛む方もいらっしゃいますし、1日のうちに何回か痛みを繰り返す人も。
私は前者の方でした。
頭が少し痛くなり、最初は風邪かな?と思っていたのですが、次の日には頭がガンガン痛むように。
そして、それと共に目の回りや顔の左半分に激痛が!
横になっても痛いし、顔を抑えてうずくまるような状況でした。
母に相談の電話をしたら「副鼻腔炎かも」と言われ、すぐ耳鼻科へ行ったらまさにその通りの診断がおりました。
その日のうちに、鼻水を吸い取ってもらって、鼻に薬を入れてもらって、その日は終了。
かなりの痛みを訴えていたので、痛み止めも処方してもらいました。
帰ってすぐに薬を飲んで横になりましたが、その日は痛みは少しマシになったくらいであまり眠れぬ夜を過ごすことになりました。
翌日、朝のうちは頭痛が少しましになったのですが、お昼過ぎから頭がぼーっとして集中できなくなり、また頭痛がひどくなってきました。
痛み止めを飲んで、なんとかマシになる感じでした。
痛みをほとんど感じなくなったのは4日目くらい。
それまでは、きちんと薬を飲み、病院に行って膿を吸い取ってもらったのが良かったのだと思います。
日に日に、マシになっていくのがわかりました。
耳鼻科の先生がおっしゃっていましたが、急性副鼻腔炎はきちんと治療をすることが大切なんだそうです。
途中で治療を勝手にやめてしまったり、お薬を飲まなくなると、慢性化してしまうことも。
そうなると、さらに治療が長引き、最悪の場合は手術になるケースもあるんです。
頭痛を軽減させるには、信頼できる先生の元で正しい治療をしてもらうのが最短の道です。
副鼻腔炎の頭痛は痛み止めで治る?
私のケースでお話ししますが、副鼻腔炎の治療薬として抗生物質が処方されました。
これは必ず、飲み切るように言われ、その他に痛み止めと漢方薬を頂きました。
2回目に副鼻腔炎になった時は、前回と似た症状が出たので自分ですぐにわかりました。
けど、その日は病院が休診。
近くにその病院以外の耳鼻科がなかったため、しょうがなく家にあったロキソニンを飲みました。
すると、頭痛はすぐにおさまりました。
ですが、これでおさまるからと病院に行かずに過ごすのはNGです。
というのは、消炎鎮痛薬で痛みを抑えることができても、根本である副鼻腔炎の治療にはならないからです。
先ほども言いましたが、副鼻腔炎は正しい治療を行わないと慢性化してしまう病気です。
再発したかな?と思われる症状があった場合は、自己判断せずに病院へ行きましょう。
私も翌日に受診し、また抗生剤などを出してもらいましたが、前回より頭痛や顔面痛はマシでしたし、2日目以降は普通に生活できるようになりました。
副鼻腔炎の頭痛を緩和するには?
鎮痛剤だけでは頭痛がおさまらない!
そんな方もいらっしゃると思います。
すぐに改善できる方法ではありませんが、少しでも痛みを和らげる方法を調べて実践してみました。
私がいいなと思った方法をご紹介します。
顔をあたためる
最初、私は痛みが出た時にアイスノンで冷やしたのですが、これは逆効果のようでした。
タオルを濡らして電子レンジで少し温めるとホットタオル(蒸しタオル)ができます。(タオルを取り出す時、やけどしないように気を付けましょう)
これを、おでこや眉間あたりにあてることで少し痛みがマシになりました。
ただ、ホットタオルって結構早く冷めてしまうので、シャワーをあててみたり、カイロがある場合は、それをタオルなどにつつんであててみるのも良いと思います。この時も、あてたまま寝てしまってやけどしないように気をつけてくださいね。
白湯を飲む
副鼻腔炎になった時、鼻がつまりなかなか鼻水が出なくなることがあります。
そんな時、白湯を飲むことで体を温めることができ、なおかつ水分を補給することができるので鼻づまり解消に役立ちます。
また、白湯から立つ湯気によって加湿され、鼻回りが潤うので、私はしょっちゅう飲んでました。
それと同じ方法として、お風呂にゆっくりつかるのも良いですよ。
お風呂に入りながら、眉間あたりをよく揉んでマッサージしていました。
さいごに…
副鼻腔炎による頭痛は、本当につらく仕事や子供の世話をするのも大変でした。
きっと、あなたも今つらい状態でこの記事を読んでくださっていると思います。
ただ、痛みは日が経過するごとにマシになっていきます。
そして、病院できちんと治療をしてもらうことで完治も早くなるでしょう。
あなたの痛みが早く治まりますように!