帝王切開で出産予定の妊婦さんの不安要素と言えば…
「術後の痛みってどれくらい痛いんだろう?」ということではないでしょうか。
実際、私は1人目を緊急帝王切開で、2人目を予定帝王切開で産みました。
今回は、帝王切開の術後の痛みについて、また2人目の術後に経験した肩の痛みについて、体験談をお話しさせていただきます。
帝王切開の術後の痛みってどんな感じ?
私は2度の帝王切開経験がありますが、1度目と2度目では痛み方が違いました。
これは、術後の後陣痛の違いも大きかったと思います。
後陣痛は、出産後誰にでもある痛みですが、私は2人目の術後の方が後陣痛がきつかったです。
特に、帝王切開の術後は子宮収縮剤を飲むので、それもありますが子宮がぎゅーっと痛む感じが数日ありました。
でも、これは我慢できる痛みでした。
やはり、その痛みを超えるのが切開した部分の痛みですね。
麻酔が切れてくると、じんじんと痛みが出てきます。
しかし、怖がらなくても大丈夫です。
痛みが強い場合は、遠慮なく助産師さんや看護師さんに伝えましょう。
痛み止めを出してもらえます。
また、術後に熱が出る人もいます。
私は1人目の時は熱が39℃まであがり、2人目の時も38℃の熱が出ました。
1人目の時はさすがに体が熱い~って感じがありましたが、でも数日で下がりました。
痛みを特に感じるのは、寝返りを打つ時、体を起こす時、ベッドから降りる時、トイレやいすに座る時ですね。
食事をしている時とか、普通に寝ている時は痛みはあまりありません。
そして、気をつけたいのが「せき」!
私は1人目の時、術後風邪をひいてしまいせきがひどかったんです。
もう、それが最悪で…せきをする度におなかに激痛が!!
ですから、帝王切開を控えておられる方は風邪をひかないよう気をつけてください。
これが一番厄介だったりします。
帝王切開の術後の痛みはいつまで続く?
人にもよりますが、私は3日目くらいから強い痛みはなくなりました。
もちろん、お腹に力を入れると痛みはありますが、動くことがおっくうにならない痛みに変わってきます。
手術の翌日には歩行訓練が始まります。
その時、動いた方が子宮の戻りも早いと聞いていたので、できる限り動くようにしたんです。
といっても、無理は禁物ですよ。
1人目の時は、院内では布おむつを使うことになっていて、そのおむつを交換した時に、おむつを専用のバケツまで持っていかないといけなかったんです。
それを溜めずに、1回1回持っていくようにしたりするくらいでしたが、でもベッドから起き上がる回数を増やしました。
2人目の時も、同じように積極的に動くようにしていました。
周りの帝王切開経験者の方も、「2~3日したら驚くほど動けるようになるよね」と言ってました。
完全に痛みがなくなるまでには1か月ほどかかったり、また雨が降ったらしばらくは傷口がしくしく痛むなんてこともありますが、ピークは術後2~3日くらいです。
帝王切開の術後に肩の痛みを感じる!
2人目の術後、実は悩まされたのが「肩の痛み」でした。
あまりにも痛くて看護師さんに相談すると、「放散痛(ほうさんつう)」と言って、手術した部分から離れたところに痛みが出るもので、術後には結構あることだと教わりました。
この放散痛が、私には一番つらい痛みでした。
最初は湿布を頂き、肩に貼っていたのですが効果がなく…、次に冷やしたりもしたのですが、それも気休め程度。
本当に痛くて、母親に泣きついたこともありました。
でも、これも3日目くらいからすーっと痛みがなくなるんです。
1人目の時には経験しなかった放散痛。
原因は不明ですが、出ない人ももちろんいますし、私のように同じ人間なのに出る・出ないがあるから不思議なものです。
まとめ
こうして体験談をお話しすると、「そんなに痛いのかぁ…いやだなぁ…」と思われるかもしれませんが、産まれてきた我が子のお世話が始まると、それもうれしい痛みに変わってくるんです。
また、入院中は無理せず、赤ちゃんを預かってもらえる時は預かってもらってゆっくり睡眠を取ることも大切ですよ^^