子供の便がなかなか出なくて、トイレで泣き叫ぶ姿を見ていると親としてもツライですよね。
今、ここに来られたあなたは、今すぐにでもお子さんの便を出してあげたいと思っていることと思います。
うちの娘は先天性の腸の病気を患っており、すぐに便秘になってしまいます。
これまで便秘に良いというものは色々試してきて、最近では快調だったのですが、先日、便が固すぎて出ずに大変困ったことがありました。
その時、どうやって便を出したのか、また普段から便を柔らかく、出しやすくするために必要なことをお伝えします。
子供の便が固い 出ない時の対処法は?
まず、お子さんの肛門を見てあげてください。
この時に、肛門のそばに便が見えていないようであれば浣腸を使って、スムーズに出してあげると良いです。
ですが、初めて浣腸を使う時はきっとお母さんもどうしたらよいのか迷うと思います。
そんな時は、小児科に連れていきましょう。
先生の対処法を見ておくと、次回からすぐに対応できるようになります。
しかし、大変なのが肛門からもう便が出かかっているのに出ない場合です。
お子さんもいきんだりして出そうとするんだけど、痛くてそれ以上力を入れることができないんですね。
しかも、浣腸をしたくても便が邪魔をしてできないんです( ;∀;)
そんな時は、まず肛門周りにシャワーをあててあげてください。
これは2つの意味があり、1つは肛門周りを温めてあげることで痛みが緩和される、もう1つは便を柔らかくして出しやすくしてあげるんです。
少しずつ出てきた便を綿棒で出してあげたり、ティッシュでつかめそうであればつかんで出してあげます。
この時気をつけたいのは、あくまでも出ている便を出してあげることです。
中まで綿棒を突っ込んだりすると、肛門を傷つけてしまう可能性があるのでやめておきましょう。
また、力を入れて出そうとすると便が固すぎて痛いんですよね。
そんな時は、お尻を少し手で寄せてあげて肛門があまり開き過ぎないようにサポートしてあげるのも良いですよ。
それでも、まだ出ない頑固な便がある時は洗面器にお湯を溜めてそこにお尻をつけてあげます。
すると、娘いわく、痛みがやわらぐのと、便がふやけて出やすくなるみたいです。
我が家は最終的に今回はこれで固い便が出て、娘はすっきりできました。
その後、どうしてもお尻周りが痛いので、オロナインやワセリンなどを塗ってあげるようにしましょう。
出た後のアフターケアも大切です。
しかし、お子さんが小さかったり、痛がって泣いていたりする時は、夜中でも病院に連れて行ってあげるのが一番です。
たかが便秘と思われるかもしれませんが、子供の肛門は切れやすく、切れてしまうと次から便を出すことに恐怖を覚え、我慢したりしてしまって悪循環に陥ることがあります。
お腹がはって食欲が落ちたりすることもあるので早めの対応が必要です。
子供が便を痛がる…毎日チェックしてますか?
子供が便を痛がるということは、腸内環境が整っていない証拠です。
私は病院からのすすめで、子供たちの便通を毎日チェックするようにしています。
カレンダーに便が出た日には○印をつけ、量や形、色なども見ています。
今回、うちの娘の場合は毎日便が出ているからと安心していたのですが、食べる量に比べて便の量が全然出ていなかったんですね。
その段階で、浣腸をするなりして出してあげたらよかったのですが、それを見落としていて今回のようなツライ思いをさせてしまいました。
やはり、子供が小さいうちは親が便の様子を見てあげることは大切だな…と改めて思った出来事でした。
早い段階で便の状態が悪いことに気付くことができれば、ヨーグルトを食べたり、マルツエキスを飲ませてみたり、病院でお薬をもらったりと対処ができますから。
※浣腸をして出すのは医師からの指示でやっていますが、これはあくまでも我が家の娘の場合です。
もし便秘でお悩みの場合は、一度お医者さんに相談してみてくださいね。
お子さんに合った対処法を教えていただけるはずです。
子供の便を柔らかくするには!
お子さんの便の状態を良くするには、やはり食生活の見直しが大切です。
便秘改善には
・食物繊維
・乳酸菌
・発酵食品
・水分を摂る
などが良いとよく言われますよね。
我が家では、子供たちが納豆が大好きなのでよく食べるようにしていますが、毎日とはいかないんですよね。
また、乳酸菌飲料も買っているのですが、寒くなると飲まなくなったり…。
そんな我が家がいつも愛用しているのは、オリゴ糖です。
飲み物に入れたり、ヨーグルトに混ぜたり、ご飯を炊く時にも入れることができるものなので、毎日使えるのが助かります。
オリゴ糖は、腸内の善玉菌と相性が良いので、オリゴ糖を摂取することで善玉菌を活性化することができるんです。
お子さんの好きなものに混ぜてあげるといいですよ。
まとめ
子供の便秘は、最近増えてきているそうです。
小児科では子供用にお薬なども出してもらえますが、できるだけ自然に出してあげたいのが親心。
もう固い便で悩むことがないよう、毎日の便の様子もしっかりと見てあげてくださいね。