子供の目が真っ赤!
眼科に連れて行ったら、アデノウイルスによる流行性角結膜炎=はやり目と診断された…。
いったいどれくらいで治るのか、お仕事をされている親御さんは特に気になりますよね。
我が家も息子が3歳の時にはやり目になり、家族にうつらないようにするために色々と大変でした。
今回は、はやり目はどれくらいで治るのか、うつる期間はどれくらいで、幼稚園はいつから登園OKなのかまとめています。
はやり目はいつ治る?
流行性結膜炎(はやり目)は、アデノウイルス感染症の1つで、
・目の充血
・目やに
・目の痛み
・まぶたの腫れ
・リンパ節の腫れ
・光がまぶしく感じる
などの症状が出ます。
この「はやり目」のやっかいなところは、感染力が強いために最初は片目しかなっていなかったのに、もう一方にも移り、完治が長引く可能性があるところです。
大体2週間~長引くと1ヶ月以上完治まで日数がかかることがあります。
うちの子の場合は、登園許可が出るまでなんと3週間かかりました。
最初は右目の目やにがひどく、朝起きたら目を開けられないくらいの目やにがありました。
そして、洗って目を開くと真っ赤!
すぐに、はやり目だなとわかりました。
もう片方の目に移るのは時間の問題だと眼科の先生にも言われ、数日後には案の定左目にも移りました。
1週間ごとに眼科を受診するのですが、「まだですね。」「まだ充血が残ってますね」と言われ、本当に長い治療期間がかかりました。
結膜炎の症状だけの場合はまだ良いのですが、角膜炎がひどくなると、なんと数ヶ月~1年症状が続くことがあります。
最悪の場合、視力低下や失明の危険性もあるので早期治療に努めましょう。
はやり目自体には、残念ながら有効な薬剤はありません。
病院から点眼薬が処方されますので、きちんと使い、目をこすって傷つけたりしないように気をつけましょう。
はやり目がうつるのはいつまで?
目やにや目の充血が出ている間は、常に感染の可能性があります。
目やにを親御さんが取ってあげる時には、直接触れないようにティッシュなどで取り、すぐにゴミ箱に捨てるようにします。
他にも
・タオルは同じものを使わない
・衣服は別に洗うようにする
・手洗いを励行する
・お風呂は患者さんが最後に入るようにする
などに気をつけるようにしましょう。
眼科では、他の患者さんにうつらないように病院によっては別室に隔離されますし、子供が触れたところは消毒などもされます。
それくらい感染力が強いということですね。
我が家では、息子がとにかく目をさわらないように気をつけ、さわった時にはすぐに手を洗うようにしたり、常に気を配っていたおかげもあり、他の家族には移らず済みました。
親御さんの気苦労も絶えませんが、頑張ってくださいね。
はやり目は幼稚園をいつまで休む?
学校保険安全法により、主要症状が治まるまでは出席停止となります。
目安としては、目の充血が消えて、目やにが出なくなるまでですね。
ですが、素人判断では登園させることができず、登園するには医師の許可が必要です。
ほとんどの幼稚園や保育園が登園許可証の提出を求められます。
私自身、はやり目を甘くみていて1週間ほどすれば治ると思っていましたが、気づけば3週間もの間幼稚園に行くことができませんでした。
仕事は、主人と交代で休んだりしながら何とか乗り切りましたが、どこでアデノウイルスをもらってくるかわかりませんので、日ごろから手洗いはしっかりとするように気をつけないといけませんね。
まとめ
アデノウイルス感染症は、最近では季節を問わずかかることも多くなってきました。
幼稚園などから「流行しています」と連絡が来た時には、特に気を付けないといけませんね。
長引く治療と、家庭内感染を防ぐため親御さんは大変ですが、ひどくなるとお子さんもかわいそうですから、おうちでゆっくり療養するようにしましょう。どうぞお大事になさってください。