朝起きたら、喉が痛い!唾を飲み込むと切れたような痛みが…。
風邪の症状などでよく喉の痛みがあったりしますが、喉の痛みがいつもよりひどいと心配ですよね。
喉が痛い時の原因はなんなのか?また、緩和する方法についてまとめています。
唾を飲み込むと喉が痛い!原因は?
空気が乾燥する時期には、喉の痛みを感じる人が多いです。
しかし、「またか」と思って放置していると危険なこともあるのです。
唾を飲み込むと喉が痛い時、風邪以外には次のような病気が考えられます。
ヒリヒリと痛みがあるが、飲み込みに支障がない場合
●急性咽頭炎
●急性扁桃炎
ひきつるような痛みがあるが、何とか飲み込める場合
●急性咽頭炎
●急性扁桃炎
●扁桃周囲腫瘍
●中・下咽頭腫瘍
鋭い痛みがあり、飲み込むと増強する場合
●咽頭カンジダ症
●中・下咽頭腫瘍
かなり痛みがあり、唾液を飲み込むこともできない
●急性咽頭炎
●急性扁桃炎
●扁桃周囲腫瘍
●急性喉頭蓋炎
●中・下咽頭腫瘍
喉の痛みだけでも、上記のようにたくさんの病気があります。
急性咽頭炎や急性扁桃炎は、どの症状にも当てはまっていますが、悪化すると喉の痛みがひどくなってくるのがわかります。
急性咽頭炎は、アデノウイルス、コクサッキーウイルスなどのウイルス、溶連菌、インフルエンザ菌などの細菌に感染して起こることが多いです。
咽頭の痛みが急激に現れ、他にも体がだるい、発熱、頭痛などの症状が出ることも。
急性扁桃炎は、細菌またはウイルスによって生じる扁桃腺の炎症です。
高熱と全身倦怠感、耳の下あたりに腫れや痛みを生じるので、わかりやすいかもしれません。
急性扁桃炎が重症化すると、扁桃周囲膿瘍などの合併症が起こる場合があります。
扁桃周囲膿瘍は、30代の男性に多く発症し、通常は喉の片側だけが痛むようになり、高熱を伴います。
咽頭カンジダ症は、悪化すると出血を伴うほどの喉の痛みがあります。
原因は免疫不全症候群、がんの悪化、ステロイドなどの吸入薬の不適切な使い方など。
唾液が飲み込めないほどの痛みがある、急性喉頭蓋炎や扁桃周囲膿瘍などは緊急処置が必要になる場合がありますので、早めに耳鼻咽喉科を受診するべきです。
喉の痛みが強くなってきた、長い間喉の痛みが治らないという場合は、耳鼻咽喉科で診てもらうのが一番ですね。
中には、入院治療が必要となることがあります。
他にも、たばこの吸い過ぎが原因だったり、花粉症、声の出し過ぎが原因となることもあります。
自分に思い当たる節はないか考えてみてくださいね。
たかが喉の痛みと思って、放置しすぎないように気をつけましょう。
喉が痛いのを緩和する方法は?
喉が痛い…でも仕事に行かないと…
そんな時のための緩和法をご紹介します。
すぐにできる対応法
●マスクをつける
●ネックウォーマーなどで、喉を温める
●加湿器を使用して乾燥を防ぐ
●緑茶や紅茶でうがいする
食べ物・飲み物での対応法
●はちみつ・マヌカハニーをなめる
●マシュマロを食べる
●ガムを噛む
●ゆず茶を飲む
●生姜湯を飲む
生姜湯や、ゆず茶はお店にも売っているので手軽に飲むことができます。
マヌカハニーは殺菌効果が高く、私も喉がイガイガするな…と感じたらすぐになめるようにしていますが、手軽に摂れておススメです。
マシュマロは、マシュマロに含まれている「ゼラチン」が喉の炎症を覆ってくれて痛みを緩和してくれるんだそう。
私はマシュマロが苦手なので試したことないのですが、子供たちは喜んで食べています^^
ガムを噛むと良いのは、ガムを噛むことで唾液が分泌され喉を潤す効果があるから。
他にのど飴も良いですね。
まとめ
いかがでしたか?
私も1週間以上喉の痛みが治らなくて耳鼻咽喉科に行ったところ、「急性咽頭炎」と診断されました。
熱がなかったので、放置していれば治ると思っていたのですが、日に日に喉の痛みがひどくなったので、早めに受診していればもっと早く治療できたのに…と反省しました。
喉をいたわりながら、ゆっくり休んでくださいね。