先日、会社の後輩の結婚式にお呼ばれしました。
披露宴のテーブルには全員気心の知れた会社仲間。
その中に、まだ20代前半の女の子たちも数人いたのですが、みんなが口をそろえて「フォークとかナイフって、どれでもいいんですか?」と聞いてきたのです。
中には、ナプキンを首からかけようとする子も(^^;)
そっかぁ…まだ結婚式とかにあまりお呼ばれする機会のない若者は、テーブルマナーもあまり知らないか…と思い、色々教えてあげました。
コース料理を食べる際に、フォークなどのカトラリーが数種類並んでいるので、「えっ!?どうやって食べるの?」って思う方は多いと思います。
今後、恥ずかしい思いをしないように結婚式のテーブルマナーについて、ナプキンやフォークの使い方をチェックしておきましょう。
結婚式のテーブルマナーこれは押さえておこう!
結婚披露宴でのお食事は、楽しみのひとつでもありますよね。
席には知っている友人や仲間であっても、マナーをきちんと理解しておくことは大切です。
まず、席に座るところからきちんとしたマナーがあります。
座席札で自分の名前を確認したら、椅子の左側から入って腰をかけます。
こうすることで、隣同士がぶつかることなく着席できます。
バッグなどの荷物は、足元右側に置くか、そんなに大きくないものであれば背中と背もたれの間に置いてもOK。
あまりにも大きい荷物がある場合は、事前にクロークに預けておくのがスマートです。
そして、結婚式のテーブルマナーとして
・ナプキンの使い方
・フォーク、ナイフなどのカトラリーの使い方
この2点が特に皆さんが、つまづかれるポイントのようです。
次章からはこの2点について、詳しく説明していきます。
結婚式のテーブルマナー ナプキンの使い方
さぁ、席に着くと目の前にはナプキンが。
いつ取っていいのか…迷いますよね。
基本的には、乾杯が終わって主賓が広げるのを見てから手に取るのが良いでしょう。
ナプキンは2つ折りにし、折り目がお腹側に来るようにします。
手を拭いたり、口元を拭くことに使って大丈夫なのですが、あまりにもごしごしするのはちょっと見た目に良くないので、軽く拭く程度にしましょう。
ナプキンの内側の端を使うと、汚れも目立たないですよ。
食事中に席を立つ場合は、ナプキンはたたんで椅子の上に置くか、背もたれにかけるようにします。
そして、披露宴が終わりお開きとなった時は、ナプキンを机の上に置いて帰ります。
この時、ナプキンを丁寧に畳んでおくのは実はNG!
こうすると、「料理やサービスに不満があります」という意味に捉えられてしまうのです。
ですので、軽くたたむ程度でOK。
私も何度か披露宴に参加しましたが、結構知らない人も多いことにびっくりしました。
あなたは正しくナプキンを置いて退席しましょう。
結婚式でフォークの使い方はどれから?
座席につくと、飾り皿の左側には数本のフォーク、右側にはナイフやスプーンがずらり。
良く見ると、少しサイズも違っていたりします。
さぁ、どこから手をつけるべきか…。
その答えは、一度覚えてしまえば簡単です!
全て外側から、使っていきましょう。
一番外側のフォークとナイフが、前菜用。
スプーンは、スープ用。
その次のフォークとナイフ&スプーンで魚料理。
残りの、フォークとナイフで肉料理。
コース料理は、お料理が出る順番も決まっていますから、大体この流れで使うことになります。
もし、間違えて使ってしまった場合も安心してください。
スタッフの方が新しいものを持って来てくれます。
もし何等かの理由で、途中席を立つ場合ですが、この時もフォークやナイフの置き方に注意が必要です。
フォークやナイフを「ハの字」に置くと、食事中ですというサインになります。
食べ終わってお皿を下げても良い場合は、フォークの背を下に、ナイフの刃先は内側にしてそろえてななめに置きます。
間違ってそろえて置いて席を立つと、帰ってきたら料理がなかった…ということにならないように気をつけましょう。
そして、ここでもうひとつマナーポイント!
もし、カトラリーを落としてしまった場合。
スタッフの方がすぐに気づいた場合は、すぐに新しいものを持ってきてくれます。
もし、気づいていない場合も自分では拾わず、スタッフさんを呼びましょう。
結婚式などの場では、しゃがみこんだりして物を拾うのはちょっと恰好が悪くなります。
せっかく、オシャレな恰好をしているのですから、ここはスタッフの方にお任せしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
結婚式以外でも、会社の取引先とのお食事や、ご自身が結婚される時のご両家の会食などでテーブルマナーを知っているかどうかは大きなポイントになってきます。
テーブルマナーをきちんと理解しているだけで、何倍も素敵に見えますよ^^