鼻づまりでにおいがしないのは何かの病気?耳鼻科での検査体験談!

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鼻づまり

鼻づまりがひどくて、においがしない!
普段は何も感じませんが、においがしないのって結構なストレスになるんですよね。

実際、私も風邪をひき、鼻づまりになったのですが、それから1週間経ってもにおいを感じない…。
不安になって病院に行き、長い治療の末、ようやくにおいを感じるようになりました。
においがしないままほおっておくと、いったいどうなってしまうのか?

そこで今回は、鼻づまりでにおいがしない時に考えらえる病気、耳鼻科での検査などの体験談をお話しさせていただきます。

目次

鼻づまりでにおいがしないなら早急に受診を!

においがしないけど、そのうち治るかな?と思っていたら危険です!
においがしない=嗅覚障害になってしまうと、完治までに3ヶ月から長い人ですと2年と治療期間がかかってくることがあります。

私が病院を受診したのは、においがわからなくなってから1週間後くらいでしたが、耳鼻科の先生からは「かなり重症だね」と言われてしまいました。

風邪の延長の鼻づまりだと思っていたのですが、そうではなかったのです。
先生いわく、においがわからないとなったら、すぐに受診してほしいということでした。

では、においがわからない時に考えられる病気とは何があるのでしょうか?

においがわからない病気で考えられるのは?

においがわからなくなる原因には大きくわけて3つあります。

1.臭いの通り道が塞がって臭わなくなる場合
2.大脳の神経に障害がある場合
3.臭いの神経そのものがやられてしまった場合

多くの患者さんが、1のにおいの通り道がふさがって臭わなくなる場合が多いそうで、適切な治療によってほとんどの方の嗅覚が戻ってくると言われています。

そうなる理由としては、

・風邪
・副鼻腔炎
・アレルギー性鼻炎
・鼻まがり(鼻中隔湾曲症)
・鼻ポリープ

などが代表的です。

私の場合は、元々アレルギー性鼻炎持ちだったのですが、そこに副鼻腔炎が併発したため、治療が少し長引きました。
これまでも何度か副鼻腔炎になったことがあるのですが、まさか鼻づまりの原因がそれだとは思いもしませんでした。

副鼻腔炎に関しては、こちらの記事が参考になります
>>頭を下げると痛いのは副鼻腔炎の症状かも!痛みを緩和するには?

 

2の大脳の神経に障害がある場合は、交通事故などの外傷や脳腫瘍、精神的な要因による心身症などが原因となることがあります。

3の場合は、何等かの重い炎症により嗅神経そのものに異常が起こった場合で、この際は治療が非常に困難になることがあります。

また、アルツハイマーやパーキンソン病などで嗅神経経路に異常が起きてにおいがわからなくなることもあります。

嗅覚障害は、様々な原因が重なって起こっている場合も多く、それぞれに対した治療が必要となります。
そのために、検査を行い原因を探すことが大切です。

耳鼻科での鼻づまり検査【体験談】

鼻づまりの検査の代表的なものが

・基準嗅力検査(T&T検査)
・静脈性嗅覚検査(アリナミン注射)

があります。

基準嗅力検査は、5種のにおいを、薄いものから濃いものへ順番に嗅いでもらい、においが有るか無いか、においがどのようなものかがわかるか調べます。

そして、静脈性嗅覚検査は、腕の静脈にアリナミンを注射します。
アリナミンは、ニンニクの臭いが強いので、その成分が肺から呼吸する空気にしみ出て、においを感じるかどうかで調べます。

それぞれの検査で、においを感じれば、神経細胞には問題がなく、鼻の通りが悪いということになり、治療を行います。

今回、私は静脈性嗅覚検査を受けました。

看護師さんが、アリナミン注射液を20秒かけてゆっくりと静脈に注射していきます。
臭いを感じた時と、その臭いがなくなった時を教えてくださいと言われました。

注射してもらってから数秒経った時に、もわーっとニンニクのにおいがしてきました。
それまでどんなにおいを嗅いでもわからなかったのに、このにおいはかなり強いのか久々ににおいを感じた瞬間でした。

ですが、それも数秒経つとにおいがなくなります。
静脈注射をしているので、少し腕がだるいような感じがありましたが、これも時間が経てば治りました。

このアリナミン注射を行う間、看護師さんは時間をはかっていました。
というのも、この時間によって重症度がわかるようです。

まず、注射をしてからにおいがわかるまでの時間は8秒~10秒くらいが正常値と言われています。
この時間が長いほど重症だと言えます。

次に、においが消えるまでの時間ですが、1~2分が正常値と言われています。
この時間が短いほど重症だと言えます。

私の場合は、においがわかるまで15秒ほど、消えるのはかなり早く30秒ほどでした。
ですが、においを感じることができたので先生からは、「よかったですね。治療を根気よく続けることで元に戻りますよ」と言われほっとしました。

治療は、鼻の中にたまった膿の吸引、ネブライザー治療を行いました。
薬は、飲み薬と点鼻薬をもらいました。

すると、数日経って時々においを感じるようになりました。
ちょっと時間が経つと、またにおいがわからなくなるのですが、それでもにおいを感じることが嬉しくてたまらなかったことを今でも覚えています。

まとめ

人は健康な時はそのありがみがわからないものですが、においがわからないって大変だなと思いました。
早めに受診すれば、それだけ治療も早くできます。
鼻づまりでにおいがわからなくなったら、早めに耳鼻科へ行くようにしましょう。

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