煮物や汁物に使うと味が染みてとってもおいしい里芋。
あの独特のホクホクとした食感がたまりませんよね。
皮をむいたり、かゆくなるのが面倒だな…と思って、ついつい敬遠しがちですが(笑)
お隣さんからのおすそ分けで、我が家にもたくさんの里芋くんたちがやってきました。
やっぱり、新鮮なさといもで作った煮っころがしは最高!
でも、あまった分はどのように保存したらいいのか…。
次もおいしい里芋が食べられるように、きちんとした保存方法を知っておきましょう!
里芋の保存の仕方は?
里芋は暖かいところで採れるので、温度と乾燥に敏感な食材です。
冷蔵庫に入れてしまうと、低温障害を起こして傷みやすくなってしまったり、逆に25℃以上の高温温度の中に置いていると早く腐る原因にもなってしまいます。
基本的には、10℃~20℃前後の常温保存で長期保存が可能です。
そして、里芋の状態もチェックです!
●里芋に土がついたままの場合
⇒洗わずにそのまま保存しましょう。
乾燥に弱いので新聞紙に包んで、風通しの良い冷暗所で常温保存します。
●洗ってある里芋の場合
⇒まず新聞紙で包んでから、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れます。
冷蔵庫では低温障害を起こしてしまうので、野菜室が適切です。
里芋の保存に冷凍は大丈夫?
正しい処理をしてからなら冷凍保存も可能です!
里芋の冷凍保存方法は2つあるので、お好きな方法でどうぞ。
皮をむいてゆでてから冷凍保存
(1)皮をむきます。
(2)次に、里芋がしっかりとつかるくらい水を入れて、ゆでます。
この時、固ゆでの状態で取り出します。
固ゆでの目安としては、竹串がささるくらいの固さでOKです。
(3)冷ましてからフリーザバッグに入れて冷凍庫へ
生のまま冷凍保存
(1)里芋をよく洗って半日ほど天日干しをします
このひと手間が皮をむきやすくします!
(2)皮をむいて軽く塩をまぶし、アクやぬめりを落とします
(3)さっと水洗いをして、しっかりと水気をきります
(4)そのままフリーザバッグに入れて冷凍庫へ
冷凍した里芋は、凍ったまま調理に使います。
保存する際に、カットしておくとそのまま使えるので便利ですよ。
里芋の保存期間はどれくらい?
里芋の保存期間は以下の通りです。
[su_note note_color=”#ffff99″]泥つきの里芋の保存可能期間:1か月
洗った里芋の保存可能期間:1週間ほど
冷凍した里芋の保存可能期間:1~2か月[/su_note]
洗った里芋や、傷のある里芋はできれば冷凍保存した方が長期保存ができていいですね。
また、里芋の傷み具合ですが、次のような場合は食べられません。
・ベチャベチャしている
・異臭がする
・カビがはえている
・切った時にほどんどが変色している
ですので、こうなる前に早めに冷凍保存してしまいましょう。
まとめ
たくさんの里芋を頂くと、色んな料理にチャレンジしてみたくなりますね~。
最初、里芋が温度や乾燥に敏感ということを知らなかった私は「冷蔵庫に入れてしまえば大丈夫かー」と安易に考えていました。
正しい保存方法を知ることで、食材を大切に使いきることができます。
旬の食材は栄養価も抜群ですし、積極的に取り入れていきたいですね!